おなかを触診していると肝臓が硬くなっている人や肝臓に圧痛のある人がかなりの頻度でいらっしゃいます。ちなみに肝臓がどこにあるかというと、”ミゾオチ”と呼ばれる部分から右側の肋骨の下部一帯です。この一帯を数本の指で押してみて圧迫感を感じたり、苦しい、痛い、硬いなどの感覚がある方は肝臓の健康状態に注意が必要です。
肝臓と関連する症状
疲労感、倦怠感、頭痛、発熱、不眠、嘔吐、悪心、食欲不振、浮腫、腹部の膨満、肥満、便秘、下痢、黄疸、眼精疲労(目の症状一切)、アレルギー反応、肌の黄色化などは肝臓の健康状態と関係があります。
健康診断で肝数値に異常がなくても、この一帯に圧迫感、苦しさ、痛み、硬さがある場合には、肝臓にかなりの負担がかかっていて悲鳴を上げているかも知れません。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれていますので、肝数値に異常が出るのはよっぽどのことで、そうなるまでには必ず”予兆(前段階)”があります。
“予兆”を知る手段のひとつとして指で押したときの圧迫感、苦しさ、痛み、硬さの感覚がバロメーターになります。
肝臓は悲鳴を上げている
肝臓が硬くなっている方や圧痛を感じる方の中には「お酒は飲まないのになぜ?」と疑問に思われる方がいます。ですが、アルコールだけが肝臓に影響するのではありません。
下に掲げた数値は人体の基礎代謝の割合を示していますが、肝臓は脳や筋肉よりも激しくエネルギーを消費していることがわかります。
<人体の新陳代謝>
1.肝臓 – 33%
2.脳 – 28%
3.筋 – 25%
肝臓は、500以上にものぼる化学処理をしている臓器で、口から入れたものと、皮膚や呼吸から浸透したものは肝臓で化学処理されます。その際、体にとって有害なものは無害化されて、ろ過装置である腎臓や腸に送られて不要なものとして体外へ排出されるような仕組みになっています。
しかし昨今は、体にとって有害なものが巷に溢れかえっていて、知らず知らずのうちに肝臓の処理が追いつかないほど体内に取り込まれています。食品添加物と化学薬品はその代表ですが、大気中の汚染物質は呼吸や皮膚を通して体内に取り込まれますし農薬はすでに日常生活に溶け込んでいます。
意外なところでは、
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体に良かれと思って摂っている薬剤や
サプリメントも肝臓を痛めつけていることがあります。
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肝数値に異常がある人や肝臓に圧痛や硬さがある人がサプリメントや薬を常用しているケースはしばしばあります。サプリメントや薬は人工的に分離、抽出、合成された成分であることがほとんどですが、すべての成分が体内で吸収されるものではありません。
体内で吸収できない余剰な成分は、肝臓に貯蔵されているミネラル結合体(酵素)によって肝臓内で無毒化処理されます。体にとって重要な働きをしてくれる「酵素」の正体はミネラルとタンパク質の結合体なので、ミネラルがなければ機能を発揮することはできません。
ところが近年では、地球規模の深刻なミネラル不足が指摘されていて、作物の育つ土壌にミネラルが含まれていないために、人の体は慢性的なミネラル欠乏におちいっています。ミネラルは体内で合成されることがないため作物から摂取する以外に体内に取り込む方法はないのですが、現在、市場に出回っている作物の多くはミネラルをほとんど含んでいません。
サプリメントや薬の成分の多くは肝臓で無毒化処理されることになりますが、このときにミネラルが大量に消費されるだけでなく、肝臓には過剰な負担がかかることになります。これが、サプリメントや薬による肝機能問題のひとつの大きな原因です。
これとは対照的に、自然界に自然な状態で存在しているものはすべて基本的には有機体ですので、役割が不明な成分が含まれていても、体内で処理される過程で利用されるので体に負担がかかりません。
肝臓を元通りにする5つの方法
以上のことを踏まえて肝臓を正常な状態に戻す方法を挙げると次の5つになります。
①合成添加物、化学薬品の摂取を減らす
②食生活を変える(取捨選択する)
③有害物質をデトックスする
④吸収力の高いミネラルを摂取する
⑤おなかへの手技で肝臓を緩める
これらのどれもが有効ですし、5つともできればかなり早い期間で変わります。
食べ物を変える
中でも、何を食べれば良いかはとても重要なテーマになるかと思いますが、ただ、体に良い食べ物とはなにかといった場合に、「無農薬」や「有機栽培」だから体に良いというのは安易な考えだと思ってください。今や「無農薬」「有機栽培」という単語は効力の非常に強い宣伝文句の一つに過ぎません。実際にはこれだけでは不十分です。
もっとも注目しなければいけないのは、十分なミネラル分が含まれた土壌で育った作物であるかどうかです。人の体は、植物が土壌から吸い上げたミネラルしか吸収することができないので、作物が育つ土壌の状態が重要な意味を持つようになります。
また、最近ではミネラル含有のジュースや食品が出回ってきていますが、含有されているミネラルが人体への吸収力の高いものなのかどうかは今のところ問われていません。流行りに乗ってこれからますます『ミネラル含有』という表示を目にするようになると思いますが、その含有量は少ないばかりか、そもそも人体への吸収力が10%未満前後の大量生産が容易で安値でほとんど意味をなさないミネラルが占めることになります。
ミネラルの種類や効果的な摂取方法についてはお問い合わせくださればお答えします。
肝臓への施術
現在、肝臓が硬い、圧痛がある、機能障害があるという方は、手技によって緩和することができます。
肝臓は血液が大量に集まっている臓器なので、適切に対処すれば血液循環が促進されて変化するのも早いです。食生活を変えたり、デトックスをするにしても、最初に肝臓を緩めてあげておくと相乗効果が期待できます。
おなかへの手技に関心がある方は当院へお問い合わせください。また、自分自身で肝臓を緩めることができるようになるセルフケアの講座を開催していますので、興味がある方は受講をご検討ください。
【おなかのセルフケア講座】
*東京開催
2018年7月28日(土):夜間クラス
*神奈川開催
2018年8月4日(土):日中クラス
肝臓と「怒り」
最後になりますが、世界三大医学のひとつである中医学では、肝臓は「怒り」を処理すると言っています。
いつもイライラする生活や、心の奥に「怒り」を抱えたままでいると肝臓に負担がかかります。この繋がりは想像できないかもしれませんが、たとえば強いストレスがあると胃がキリキリするのと同じで、「怒り」は肝臓を刺激します。その刺激が肝臓を硬くしているかもしれません。
もし思い当たることがあるとしたら、その「怒り」は、なぜ、どこから来るのかを一度落ち着いて考えてみることも必要かもしれません。ちょっとした小さな「怒り」や、普段は胸の奥に隠している「怒り」も、積もり積もれば生活の全体を支配してしまうこともあります。
「怒り」を解放することは、つまり、その「怒り」を抱えている自分自身を「怒り」という呪縛から解き放つことになります。だれかを許すことではなくて、そうしている自分自身を許すことだと考えてください。
「怒り」を解放することは、今まで「怒り」によって形成されていた自分を手放して新しい自分でいることを許し、新しい生活へと進むための『勇気』です。勇気をもって新しい自分を選んでいただきたいと思います。
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