側弯症、化膿性脊椎炎、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、変形性脊椎症、これらが過去に私についた病名です。入院3回、手術2回、休業・休職のための書類、検査、内服薬の処方等、整形外科には、お世話になりっぱなしでした。
ここ数年は、痛みやしびれといった症状に対して鎮痛薬や筋弛緩薬等での対症療法が治療の主体でしたが、全身の痛みが強くなるにつれて鎮痛薬があまり効かなくなってきたことに加え、副作用で胃が痛くなるようになり鎮痛薬も使えず、痛みを我慢せざるを得なくなっていました。
さらに、臍のまわりを中心に、腹のあちこちが硬くなり、痛みまで出るようになりましたが、病院でCT等の検査を受けても異常は指摘されませんでした。
いわゆる「西洋医学」とか「現代医療」といったものに限界を感じていた時に出会ったのが、「HANDS」であり、日本では「代替医療」と呼ばれているものでした。
キネシオロジー、頭蓋仙骨療法、筋筋膜リリース法・・・等々が、いわゆる「西洋医学」とか「現代医療」といったものの限界を超えて、「隙間」や「穴」を埋めてくれる以上に苦痛を軽くして楽にしてくれました。
このことで、「西洋医学」とか「現代医療」といったものを頭から否定するつもりはありませんし、「代替医療」と呼ばれているものを絶対的なものとして崇拝するつもりもありませんが、もっと日本人が「代替医療」といわれているものにも理解と関心を示し、両者の良いところを生かすことが出来たなら、病気の人たちの苦痛は軽減され、健康寿命が延びて、日本人はもっと健康で幸福になれるのではないかと期待しています。
大変良い経験になり勉強ができました。どうもありがとうございました。
2017.8.17
「西洋医学」や「現代医療」と、HANDSが提供しているような「代替療法」とのもっとも大きな違いを挙げるとしたらそれは、局所的であるか全的であるかの違いです。
全的であるということは、身体も含めた心や精神性、さらには宇宙の営みの中の部分としての個体という認識が不可欠で、これらを同時に理解し同時に観察する視点が必要です。
つまり、現代の多くの病院・医院がそうであるように、各科に細分化された状況では一人の人間の全体を診ることはとても適いません。
そんな中で、「現代医療」に対して唯一の希望は、現在、総合診療科の設置が進んでいることです。伝統的な医学・医療や「代替医療」の視点を存分に取り入れて、失った信頼を回復してもらいたいと願うばかりです。
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